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テロ に負けない国。スペイン。

スペイン・バルセロナで2つの テロ から数日が経ち、のテロの根本的な原因としてリポル市に住むイスラム教指導者や、実行犯との関連についての情報が明らかになってきました。
今回は8/23のrtveニュースから個人的に気になった点と、テロに屈しないスペインについて1つのビデオを紹介したいと思います。

※元記事を見たい方はこちらからどうぞ。

バルセロナの少し北西に位置するリポル市は今回のテロの実行犯となった少年たちの居住区でもあり、彼らの指導者となったイスラム教指導者のabdelbaki氏(テロ事件前の爆発事故で死亡)が住んでいた場所とされています。

テロの数日前に、エルカノの研究所が発表した〝スペインにおける近年のテロ実行犯の統計データ〟によると、スペインでテロ事件を起こしている人には次のような共通点があることが明らかになっています。

  • ほとんどが男性。
  • ほとんどが18歳~38歳。
  • 既婚者であることのほうが多い。
  • ある程度の教育課程を修了している者が多い。
  • 安定した職業についていた者はほとんどいない。

今回の実行犯の教育役となっていたとされるabdelbaki氏についてわかっている情報は次の通り。

  • 歳は45歳。
  • 過去にテロリストの弟子として警察からマークされている。
  • 刑務所での服役歴がある。
  • リポル市のモスクでイスラム教の指導者を務めるが、一部の若者に対して過激な教育をひそかに行っていた。
  • ジハディスト(イスラム過激派)の10人に2人は1対1の宗教的な対面教育によってテロ犯罪者を育てている。

テロ事件の特徴とスペイン

今回の実行犯として逮捕、または射殺された12人のうち9人は兄弟関係にあったことが注目されています。(4組の兄弟による犯行)

これは今回のテロ事件に限ったことではなく、ジハディストによるテロ実行犯に見られる典型のようです。

  • ジハディストとして逮捕された人の47.7%は兄弟関係がある(兄弟で逮捕されている)
  • 兄弟によるイスラム過激派のテロ犯行はアメリカの9.11事件(3組の兄弟による犯行)以来、なんども繰り返されている。
  • ジハディスト逮捕者の多い地区として上位に挙がるのがバルセロナ(23.2%)、セウタ(22.2%)、マドリッド(19.2%)、メリヤ(12.1%)

テロ を防ぐために

記事の中では、テロを根本的になくす方策として次のようなことが書かれています。

  • テロ組織の根絶に特化した警察などを可能性の高い区域に集中して設置すること。
  • イスラム国への出入りなどに対する入念な管理によってテロの温床をゼロにすることができたという前例がある。

今回のテロ事件の容疑者として逮捕・射殺されたモロッコ人の若者は、1年以内という短時間の間に指導者によって過激化(洗脳)されたと記事の中で説明されています。

家族ですら気づくことができない間に若者が過激化してしまうということの背景には、指導者の『カリスマ性』と、過激化を招く指導者へ警察の目が十分でなかったという事実があるように思えます。

テロ に負けない国、スペイン

現在スペインに関連する多くのtwitterの公式アカウントでは『喪に服す』という意味のある『黒いリボン』(crespón negro)のアイコンが貼られています。

その中の一つ、@spain のアカウントから、スペインの15の世界遺産を紹介するビデオが紹介されていたので、ここでシェアしたいと思います。

多くの日本人にとって、今回のテロ事件が〝スペインから足を遠ざける〟出来事になってしまったことは残念ですが、テロに屈しないスペインの人々の気持ちを、多くの日本人の人々にも感じてもらえたらなと思います。

そして少しでも早く、スペインが安全な国として多くの人に認識される国に戻ることを祈っています。

 

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