先日、たまたま見つけたスペイン観光協会のビデオの中で、『なんじゃこりゃぁぁ (°д°) 』な観光名所( コチニージョ )があり、個人的に気になったので調べてみました。
皿で切るセゴビアの豚の丸焼き、コチニージョ。

今回コチニージョ(cochinillo)を知るきっかけになったビデオがコチラ。(スペインの15の世界遺産)
cochinilloを切るシーンは4分11秒あたりに登場します。
シーン内容は・・
- レストランで豚の丸焼きをなぜか丸皿で切っている。
- お皿が地面に落ちて(おそらくワザと落として)割れる。
・・と思った私ですが、José Mariに聞いてみたところ、どうやらこれがセゴビアの定番スタイルらしいことが判明。
〝セゴビアのコチニージョ〟についてはWiki(Cochinillo de Segovia)にザックリとした解説がのってました。
まとめるとこんなカンジ。
- セゴビアのコニチージョは地方特有のグルメとして登録されている。
- 登録されたレストランで使うことが許されるのはセゴビアの特定の農園で飼育された子豚だけである。
- 使われる子豚は生後3か月以内、4.5kg~6.5kgのものに限られている。
- この料理を特に推薦しているのがレストラン〝Mesón de Cándido〟シェフのビセンテ・アレクサンドレ氏。
- レストラン〝Mesón de Cándido〟と、水道橋の〝acueducto romano〟がこの地域での有名スポットとなっている。
- 肉の柔らかさを証明する手段としてお皿を使って切るのが定番となっている。
観光で行くならセットでチェックしておいて損はなさそうですな。
キャー!まんまやん・・て感じですが、さぞ美味しいのでしょうな。
切り分けているところのビデオはこんなカンジ。
〝Mesón de Cándido〟の公式メニューによると、コチニージョの値段は24€とのこと。
一切れ分の値段としては高い気がしますが、観光客向けのスポットとしてはまぁ妥当なのかもしれません。
(スペインの〝食べログ〟的サイトの口コミはこちら⇀tripadvisor〝Mesón de Cándido〟)
まとめ
セゴビアの観光名所としては水道橋が有名なようですが、せっかく行くならこのご当地グルメのコチニージョも網羅したいところですね。
切ったお皿を割る風習に関しては、〝切り分けた後の乾杯の音頭で手が滑って皿が落ちた〟(情報元:YouTube〝¿Por qué se tira el plato al cortar el cochinillo?〟)や、〝幸運をもたらす動作と考えられている〟(情報元:topcochinillo.com)などがあるようです。
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