スペインの料理の材料調達は大変?全然、そんなことはありません。今回はスペインの定番メニューのなかでも最もシンプルかつ人気の スペインの料理〝Pulpo a la gallega〟ガリシア風タコのレシピをご紹介していきます☆
(12/8 更新)
Pulpo a la Gallegaとは?
a la Gallegaはガリシア風、という意味。つまり直訳すると〝ガリシア風タコ〟。ガリシア地方でお祭りの時に食べる定番メニューだったことからそう呼ばれているそう。今回はシンプルでおいしいレシピで定評のあるカルロス・アルギニャノさんのレシピを参考にしていきます。
元ネタでは生のタコを茹でる段階のレシピから書かれていますが、日本ではゆでたタコがスーパーで売られていることが多いのでここではその工程を省いて紹介しています。記事の最後でにレシピ中の太字単語をまとめて載せていますのでそちらも参考にしてみてくださいね☆
☆Ingredientes(材料)☆
- 1 pulpo – タコ1匹分
- 4 patatas – じゃがいも4つ
- aceite de oliva virgen extra – エキストラバージンオリーブオイル
- sal Maldon ※ – 粗目の塩
- pimentón – パプリカのパウダー
☆Paso(作り方)☆
- Calienta abundante agua en una cazuela.
十分な湯をなべに沸かす - Cuando el agua rompa a hervir, meter el pulpo.
湯が沸いたらタコを湯どおしする - Lava las patatas, córtalas por la mitad y cuécelas durante 20 minutos.
じゃかいもを洗い、半分に切って20分ほど茹でる - Corta el pulpo con unas tijeras de cocina en trozos de 1-2 centímetros.
タコを(キッチンばさみで)1cm~2cmほどに切り分ける - Sírvelo con las patatas en platos de madera.
木の皿にじゃがいもと一緒に盛り付ける - Riega con un buen chorro de aceite de oliva, espolvorea con pimentón y sazona con la sal Maldon.
オリーブオイルをたらし、パプリカと塩を振ってできあがり
☆便利アイテム☆
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Pulpo a la gallegaはバルで出てくる時も必ず木のお皿。なぜか木のお皿にのっているだけでおいしさも倍増!?


普通の塩よりはすこし高めですがほかの魚介系の料理にも使えるのでオリジナルのスペインの味に近付けたいという人は買っておいてもよいかもしれません。


スペインのオリーブオイルの中でも一番コスパのいいもの。
オリーブオイルに関しては別記事にまとめています▼

☆レシピ中の単語☆
- abundante – 大量の
- rompa a – ~しはじめる
- Riega (regar) – まく / うるおす
- espolvorea – ふりかける
まとめ
今回のレシピは日本人にとって最も作るのが簡単なスペイン料理と言ってもよいのではないでしょうか。タコは馴染みのある魚介で日本ではどのスーパーでも手に入れることができ、しかもほとんどの場合すでに下茹での処理がされているのでかなり時短で料理できそうですね。